広島のすぅちゃん

BABYMETAL中元すず香の軌跡をたどる

1450 かつてSU-METALが発した言葉にBABYMETALの真髄を見る

 2013年4月18日、BABYMETALのインタビュー記事がサイゾー5月号に掲載されます。

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 掲載されたインタビューはたった1ページだけなのですが、特筆すべき内容となっているのでピックアップしてみます。

 さくら学院を3月いっぱいで卒業したSU-METAL。今後は、BABYMETALも独立したグループとして活動していくという。
「卒業をきっかけに、あらためて『自分にとってBABYMETALってなんだろう?』って考えたんデス。最初はメタルのことを全然知らなかったんですけど、対バンとかでほかのバンドさんを見させていただいているうちに、CDと生バンドの違いを知れて。ジャンルを問わず、音楽って素晴しいな! って感動して、自分の中で新しい世界が開けたんデス。だから、BABYMETALでは、新しい自分になれると思っています」(SU)

 自分にとってBABYMETALってなんだろう?と考えるんですねすぅちゃんは。


 と、ここはジャブみたいなものなのです。
 インタビューの最後に「まだBABYMETALに挑んでいないファンたちにアドバイス」をもらうのですが、
 その答えが三者三様で本当に素晴らしくて。

 

 先ずはYUIMETALから

アイドルとメタルが融合した、その真ん中の部分を楽しんでもらえたらいいなって思います。(メロイックサインの)勘違いから生まれたキツネサインとか、BABYMETAL流のヘドバンとかもあるんで、一緒にやってくれたらうれしいデス!」(YUI

 ゆいちゃんは、これまでBABYMETALが掲げていた「アイドルとメタルの融合」というコンセプトどおりの答えで、BABYMETALとはなんぞやというのを優しく教えてくれます。

 

 続いてMOAMETAL

「BABYMETALはオンリーワンを目指してるんデス! メタルを知っている人は、こんなのメタルじゃないって思う人もいるかもしれないですけど、BABYMETALはBABYMETALらしくやっていくので、見守ってほしいデス!」(MOA)

 オンリーワンを目指すというキーワードが出てきます。
 そしてメタラーからの攻撃に対抗するような言葉も。すでにこの頃から、数々の批判も耳にしており、負けるもんかと頑張っていたことが汲み取れます。

 

 そしてSU-METAL

メタルだから近寄りにくいアイドルが苦手という人でも、ノリがいい曲や誰でも聴ける曲も多いので、たくさんの人に聴いてほしいデス!」(SU)

 

 

 この言葉を初めて聞いた(読んだ)とき、僕はもう脳天にハンマーを打ち付けられたような衝撃を受けました。
 鳥肌たっちゃいました。これか!これなんだ!と。

 BABYMETALはメタル?アイドル?
 あんなのメタルじゃないだろ。所詮アイドルだろ?
 いやいや、アイドルじゃないよ、アーティストだよ。

 そんな議論、いまでも延々と行われてますよね。

 SU-METALは

 メタル? そう、メタルやってますよ?
 アイドル? そう、アイドルですよ?

 と、あっさり認めてしまうんです。

 

 その上で、

  メタルが好きな人も、アイドルが好きな人も、聴いてください

 ではなく

  メタルが苦手な人も、アイドルが苦手な人も、聴いてください 

 になるんです!

 SU-METALの言葉はびっくり仰天というか発想の転換というか、コロンブスの卵というかニュートンのりんごというか。
 正直言って、アイドルとメタルの融合 とか オンリーワン とか 新しいジャンル とか言われて、わかったような気分にはなっても、実はよくわかってませんでした。

 中元すず香に言わせればすごく簡単なんです。

 メタルとかジャンル分けに捉われず、アイドルのような見た目に捉われず、純粋に私たちの音楽を聴いてみてください。
 ほら?ノリがいい曲だったり楽しい曲多いでしょ?
 誰でも聴ける曲ですよ だからたくさんの人に聴いてほしいな♪

 とても簡単な話しだったんですね・・・

 僕はこのBABYMETALの真髄がわかっておらず、このブログで「アイドルもメタルもどっちも好きな人がBABYMETALにハマると思ってます」的なことを書いたことありました。

 BABYMETALのファンを「メタラー」「ドルオタ」に分けて語りがちですが、全然違うんですね。

 どちらも苦手な人でも聴ける曲が多い

 やはり中元すず香という人は、まっさらな目で物事の真髄を見抜いており、シンプルに自分の言葉で語れる人なんですね。

 

 (注)記事の流れ上、YUI・MOA・SUの順でコメントを掲載しましたが、誌面上はSU・YUI・MOAの順の掲載となっていますのでご了承ください。

 

 また、この時期に行われた別のインタビューでも似たような趣旨のことを言っているので参考までに記しておきます。

SU BABYMETALは激しい振りが特徴ですけど、実は結構分かりやすい部分もある。だから、最近はマネをしてい踊ってくれる小さい子がいるのもうれしい。
MOA よくアイドルですか、メタルですかと聞かれるんですけど、どちらでもない新しいジャンルだって思ってるんデス。
YUI カッコいい顔とかわいい顔が混ざった、アイドルとメタルを融合しているグループはほかにはないと思うので、そういうところに注目してほしいですね。
 2013年4月4日発売日経エンタテインメント2013年5月号より

 

 

 


 さて、時は2013年4月半ば。5月のライブツアー「五月革命」に向けて機運を高めるためか、BABYMETALはツイートを連発していました。
 その中で何気に重要なツイートが。

「コープスフェイス」という言い方も興味深いですが
「メタルの神」バンドなんですね・・・

「神バンド」という呼び方は、すぅちゃんの2012年10月10日の学院日誌が初出だと思うのですが、これは「メタルの神」バンドの略称だったんですねえ。

 


 BABYMETALの修行ライブツアー「BABYMETAL DEATH MATCH TOUR 2013 -五月革命-」の初日(2013年5月10日)は大阪BIGCAT

f:id:pierofw:20171019204654j:plain出典:https://ameblo.jp/kumatakasan/entry-11377724719.html
外観は当時のもの(現在は異なる)


 ライブ前日のツイート

 「毎回異なるゴニョゴニョ」 気になりますねぇ


 ライブ前にはタワレコ梅田NU茶屋町店を訪れ営業

 


 ライブ直前のBABYMETAL公式のツイート

  なぜか写真が表示されないので貼っておきます。

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 YUIMETALのあまりの破壊力に「不適切な画像」としてTwitterから規制がかかっているのかもしれません。

 いよいよ新生BABYMETALの戦いが始まります。

巨大キツネ祭り@大阪城ホールに行ってきました2日目


 恥ずかしながらBABYMETAL参戦第7戦目、「巨大キツネ祭り in JAPAN」@大阪城ホール2日目(2017年10月15日(日))に行ってきました。

 今回のライブについては・・・
 正直ほとんど記憶がありません!!!

 毎度のことのような気もしますが、今回はとくに。
 原因は最前ブロックのL1が当たったことでしょうか。

 L1ではBABYMETAL DEATHから圧縮、モッシュが発生。

 のっけから圧縮がきて僕はもうぶちあがってしまい、BABYMETAL DEATHの曲の途中で「すぅちゃーーん!!!」と叫んでいました。
 あ、叫んだのはこの1回だけですので・・・ お許しください。

 で、 自分は5列目ぐらいにいたんですが、L1ブロックの人たちはみな協力的で、手をふりあげる人が少なかった。
 なので、ほんとによく3人の姿が見えました。
 この、見えるというのはほんと興奮度が全然違うんですね・・・


 あとはもう記憶が断片的なので箇条書きで・・・

・ギミチョコ モッシュがすごかった 頭振りまくってしまった
・神バンドソロ んちゃちゃっ ちゃっちゃ からの
・YAVA! で初めてノれた。 あの、うんちゃちゃっ ちゃっちゃ は僕のような音痴のためにノり方を教えてくれる教習なんだと思います。
・メタ太郎 シングイッ! オーオーオー あんなの感動するやん
・イジメ 狂ったように頭を振りまくった

そうだ!
・ヘドバンギャーは土下座して3人が頭振るんですよ!初めて見た!で、で、土下座して頭を地面にこすりつけたすぅちゃんの首裏が見えたんです!お立ち台のすきまから!
・GJでゆいもあの顔を見た。ゆいちゃんのかわいさは奇跡!ぷにぷになんですよ!あんなお人形さんみたいな人いないですよ!
・KARATEの倒れたシーンでもゆいもあを見た。もあちゃんの苦悶の表情がヤバい。もっていかれそうになる。

そうだ!
・KARATEですぅちゃんが2人を助け起こすシーンあるじゃないですか。あそこでゆいちゃんを助け起こそうとすぅちゃんがつかんだのが肘のあたりだったんですよ。肘から少しだけ手の平よりのところ。そしたら、ぷにっ てなったんですよ ぷにって!ゆいちゃんの腕がぷにっって!!

・ロードオブレジスタンスのシンガロングのうぉーうぉーのところで、すぅちゃんがにっこり笑ってくれた。あまりの慈愛に満ちた微笑みに自然に涙がこぼれ落ちた。
ザ・ワンの曲の前にふと後ろをみると小柄な女性がいた。場所をかわってあげた。

 あれ?たしか紅月やりましたよね?
 紅月今まで聞いたことなかったんです。めちゃくちゃ楽しみにしてたんです。なのに記憶が・・・

そうだ!
シンコペーションやりましたよね! 以前のライブで聞いたときは、微動だにしないといっていいぐらい棒立ちだったんですが、今回はノリノリののりまくりで。近くで見れるだけでこんなにテンションが違うものかと自分でびっくり。


 なんか小学生並みの感想文になっておりますが
 今回、めちゃくちゃ感動したんです。
 なぜだかはよくわかりません。

 1つは音がすごくよかったです。いや、前日のR7ブロックがよくなかったこともあり、比較でよかったと感じるだけなのかもしれません。それでも1日でだいぶ改善したのではないでしょうか。相当努力されたことだと思います。いい音を聞かせてくれたBABYMETALのスタッフの皆さんに感謝したいです。

 2つ目はやっぱり3人の表情がよく見えたことでしょうか。
 憧れの人が目の前にいるというのは奇跡というか現実のこととは思えなくて。3人を見る。ただそれだけで感動的で言葉を失ってしまうのに、歌ってくれて、踊ってくれて、ほほ笑んでさえくれる。
 The ONE ですぅちゃんがお立ち台に立って歌ってくれたときはほんとに女神が頭上にいるようで・・・

 3つ目はピットの雰囲気。ハッピーモッシュでした。
 適度に荒れて適度に笑顔で。あの素晴らしい雰囲気をつくってくれたL1ブロックの皆さまに感謝です。

 

 会場をでた僕はもう感動の渦にひたってしまい、動くことができなくなってしまいました。
 目の前にはライトアップされた大阪城天守閣があり、しばらくボーっと立ち尽くしていて。
 スタッフの皆さんに追い立てられるように、ほぼ最後尾でとぼとぼ歩きだすとなぜか涙がこぼれそうになり。雨の中、歩きながら泣いているのはさすがにヤバいと思い我慢してたら、嗚咽が漏れそうになり、、、

 あんな感動的なステージを見せてくれたBABYMETALスタッフの皆さま、バンドの神たち、そしてBABYMETALの3人に感謝したいです。
 ありがとうございました。