広島のすぅちゃん

BABYMETAL中元すず香の軌跡をたどる

サマソニ大阪2017にいってきました 灼熱地獄編

サマソニ大阪2017(2017年8月19日)に参戦した顛末を記しています。前編は↓

サマソニ大阪2017いってきました準備編

サマソニ大阪2017にいってきました ベビメタおじさんが行く編

 

 

 

 サマソニガールと出会って、テンションのあがったベビメタおじさんはジャスミン・トンプソンを見るためにマウンテンステージに入りました。

 

Jasmine Thompson(ジャスミン・トンプソン

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 ジャスミン・トンプソンは2000年11月8日生まれの15歳※。ロンドンをベースに活動するシンガーソングライターである彼女、自身のオリジナル曲やカヴァー曲の美しい映像によって、既に確固たるファンベースを築いている。
 パッセンジャーズの「Let Her Go」のカヴァー・ヴァージョンの映像が2300万回の再生数を記録しているのを始め、彼女が12才の頃から、数々の大ヒット曲を彼女の手により再構築し歌った映像をオンライン上にアップし始めると、彼女のYoutubeチャンネルはたちまち国際的な人気を集め、現在では登録ユーザーは160万人以上を獲得している。彼女がパフォーマンスした曲は、エド・シーランの“Thinking Out Loud”、ジョン・レジェンドの“All of Me”、ホージアの“Take Me To Church”など。スーパースターDJであるアヴィーチは、自身のヒット“The Days”のカヴァーをジャスミン・トンプソンに依頼、エレガントなピアノ弾き語り曲に変貌を遂げ、200万回以上の再生数となっている。
 こうした評判がきっかけで、14歳という若さで名門アトランティック・レコードとメジャー契約を締結。2014年にはドイツのDJロビン・シュルツの“Sun Goes Down”でその美声を披露、この曲は大ヒットとなり、Youtubeの再生回数は現在では1億回を超えている。
 そして2015年9月18日に、アトランティックからのデビューEPとなる、“ADORE”が発売となり、自身初となるUKのヘッドライン・ツアーを行った。
WARNER MUSIC JAPAN https://wmg.jp/artist/jasminethompson/profile.html
※2017年8月19日現在は16歳

  この時間帯、特に知ってるアーティストがいなかったので、サマソニ公式HPで写真を見比べてこの人を選びました。はい、単に女性シンガーが好きなだけです。
 ってか、この人、こんな経歴だったんですね。実際に見たときはほぼ何も調べず行ったので年齢や経歴を知りませんでしたw

 開演10分前ぐらいに入ったのですが、どうしたことか前2列ぐらいしか人がいない。みんな柵にはりついて座り込んでいる。自分もフロア真ん中を分けている柵には簡単にはりつくことができ、背中を柵に預け座り込んだ。

 マウンテンステージは野球場につくられており、まったくと言っていいほど日陰がありません。入場したが最後、ひたすら太陽に身をさらします。時間は13時過ぎ。最も暑い時間帯に差し掛かってきた。
 この日の大阪は最高気温34度、快晴。雲ひとつない空から降り注ぐ日差しがじりじり体を焼き付けます。床にはビニールが敷き詰めていましたが、このビニールからの照り返しもきつい感じでした。
 マウンテンステージはとにかく暑い!というか、上から下から熱を浴びている感じがして、熱かった。

 ジャスミンさんのライブが始まっても前3列目ぐらいまでしか人が集まりません。
 かわいそうだけどしょうがないよね。みんなこの時間帯は日陰や体育館の冷房が効いたところで涼んでいたいよな・・・

 ジャスミンさんはキーボードを弾きながら歌います。
 そうですね、何に例えたらいいでしょうか。デビー・ギブソンとか、ヴァネッサ・カールトンとか、あんな感じでしょうか。
 はい。私、ポップスの王道、女性ソロシンガー大好きです。欧米勢のこういった系の歌手はとにかく歌がうまい。声がきれい!
 聞き惚れます。ほんといい声してる。。。

 けど、暑い。とにかく暑い。
 ジャスミンさんの声に聞きほれようとするも暑さが先に来てしまい集中できません。
 周りの人をみるとタオルをほっかむりにしています。
 自分も首に巻いていたタオルをはずして頭からかぶってみます。
 おおお!タオルが日光を遮り耳元や頬が楽になります。急に涼しくなった!
 そうか!そうなのか!農作業の人たちがほっかむりしているのにはこんな意味があったのか!そんなことを初めて知り、謎の感動に浸ってましたが、こんどは首筋が熱い。タオルが手ぬぐいサイズなものですから頭からかぶるとこんどは首筋が疎かになるんですね。
 ふと気づきました。BABYMETALのTHE ONE のフードタオルをかぶってる人がいます。
 おおお!あれ最強じゃねぇか!あのフードタオルにはこんな意味があったのか!!
 事前に持っていくべき物グッズを尋ねたときに「昨年フェスに行ったときにTHE ONEのフードタオルはほんと助かりましたよねぇ」とおっしゃっていたかたがいたのです。

 

 で、ジャスミンさんのステージは曲が進むにつれてどんどんよくなってきます。
 始めのほうはしっとりうたいあげる系の曲だったのですが、どんどんポップスのアップテンポの曲、EDM系の曲も繰り出してきます。
 うまいわ~、上手やわ~。おまけに「これは私の初めての日本のライブなの」なんてことを言います。
 そうなんかあ、それがこんな閑散としたステージで誠に申し訳ない!なぜかそんな気持ちになってきます。
 はるばる日本までやってきて蒸し蒸ししたくそ暑いステージで真摯に頑張ってる姿を見たら「暑いから・・・」とか言って離脱するなんてとても出来ません。

 ジャスミンさんのライブが進むと、なんと、前3列目ぐらいまではステージの屋根で日陰ができているではないですか!
 ああ~、俺もあそこいこうかな、でもちょっとタイミング逸しちゃったなあ。でも暑い。。。行きたいなあ。
 でも、でも、大丈夫!俺はひたすらセイヤソイヤと真っ昼間のランニングで暑さ対策してきたから大丈夫
 などと独りで自問自答を繰り返し、謎のやせ我慢で直射日光に体をさらし続けました。
 これがとんでもないダメージとして後々響いてくることになるとは・・・


 ジャスミンさんのステージはとにかく暑かったものの、素晴らしい歌声に大満足してマウンテンステージをあとにしたおじさんは、ステージのすぐ外にあるベンチに腰掛けました。
 さあ、次のお目当てはバンドメイドか。。。
 ここでTさんにメッセージを送ります。Tさんはバーミンガムで顔見知りになったメイトさんなのですが、バンドメイドの熱烈なファンでもあり、一緒に見たいすねなんて話をしていたんです。
 Tさんはすでに会場に入っている模様。
 これは急がないと。ベンチから立ち上がろうとします。
 しかし、なんと、、、体がいうことをききません。
 立ち上がろうにもその気力が沸いてこないのです。
 おっさんは完全にグロッキー状態になっており、一度腰掛けてしまったが最後、動けなくなってましたw

 Tさんからメッセが
 「最前まで来ちゃいました…」
 なんと!Tさんは前の組から待機していて、最前をキープした模様。あぁあ、今から行って最前までたどり着くのはさすがに無理~
 おっさんはTさんと合流するのは諦め、開演時間ぎりぎりまでベンチで休むことにしました。
 ふと周りを見渡すと、同じようにベンチにへたり込んでいる人々がいます。
 邪悪な考えが頭をよぎります。このまま俺もここで寝ちゃおうかな・・・

 しかし、それではあまりにもTさんに申し訳ない。他にもフォロワーさんでバンドメイドを推してくれたかたもいます。
 行かねば!

 

 

BAND-MAID(バンドメイド)

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2013年7月結成、メイド服を着たガールズ・ロック・バンド。ライヴを“お給仕”、ファンを“ご主人様”“お嬢様”と呼ぶなどメイドの世界観を演出しながらもハードなロック・サウンドを展開。同年8月より小鳩ミク(MIKU/g,vo)、彩姫(SAIKI/vo)、遠乃歌波(KANAMI/g)、廣瀬茜(AKANE/ds)、MISA(b)の現5名体制で活動。2016年には米・シアトルで初の海外ライヴ、英でライヴを開催するなど海外にも進出。同年5月に3rdミニ・アルバム『Brand New MAID』でメジャー・デビュー。2017年1月にメジャー初フル・アルバム『Just Bring It』をリリース。
 2016/06/01 (2017/03/09更新) (音楽出版社) http://tower.jp/artist/2222788/BAND-MAID

  バンドメイドのライブはホワイトマッシブというステージ。開演前に入りましたが30列ぐらいは人がいました。
 上手には人がわんさか。ところがどうしたことか下手前方はあまり人がいません。
 労せず最下手の2列目にするっと入り込めました。
 たどりついてみて、空いていたか理由がわかりました。
 暑い・・・
 ホワイトマッシブというステージは野外にあるのですが、テント屋根みたいなのがつくられているんです。屋根は客席のかなりの部分をカバーしているのですが、下手2列目は屋根からはみ出しており、日光が燦燦と降り注いでいましたw

 暑い!けどいい位置!
 おっさんは意識が少し朦朧となりながらも2曲目までは頑張ったんです。
 しかし耐え切れなくなり、3曲目あたりで屋根のあるところに下がりました。それでも暑さに頭がボーっとし、バンドメイドの音楽がまったく耳に入ってきません。
 覚えていることは、下手のギターのこが「くるっぽ~♪」と叫んだことw
 頭はボーッとしてましたがその瞬間、パッと目が覚めたようになりましたよねw
 それでもあまりの暑さに体力の限界を感じ、終演前に離脱しました。

 

 向かった先はソニックステージ(体育館)。あそこならクーラーが効いている。頼む!
 体育館にはへたり込んでいる人たちがいました。
 おじさんも一緒に座り込みます。もうスマホを見る気力もありません。
 
 まずいなあ、これ。まずいなあ。ベビメタちゃんまでまだまだ時間がある。どうなるんだろう。

 おじさん、心をきめ、本格的に休養をとることしました。
 さすがに体育館内に寝転がることはできないので、屋外の日陰のあるところを探して、レジャーシートを広げます。
 その後は横になって休憩ですw
 ほんと日陰で横になるというのはいいですね。たまに吹く風が心地よい。
 体力が回復していく兆しを感じます。
 Tさんも来てくれ、一緒に休んでくれます。会話をするとまた元気がでてきました。

 

 

 これ以降はメインステージに移動して、マキシマム ザ ホルモン → MAN WITH A MISSIONマンウィズアミッション)→ BABYMETAL(ベビーメタル)の3連チャンの予定でした。

 もっと休養してから行くのか迷いましたが、ホルモンから入ることにしました。やっぱりホルモンも見たいバンドですし。

 Tさんと健闘を誓い合い別れたのちに
 この日初めてオーシャンステージに足を踏み入れた感想は

 でかい!

 めちゃくちゃでかいんすよ。
 国立競技場でいうとトラックを含めたぐらいの大きさがあるのではないでしょうか。

 そして暑い!
 下がコンクリートなんです。この照り返しがきつい。普段は駐車場かなにかなのかな。
 
 ホルモン開始15分ぐらい前でしょうか。
 後ろからするするっと前に行き下手40列目ぐらいに陣取りました。
 広いスペースがあったのはここぐらいまでで、その前はぎっしり人がいます。
 隣りは小学生低学年ぐらいの女の子もいる家族連れでした。
 ご家族は地べたに座っています。他にも周りには座ってる人がけっこういました。
 自分も座り込みました。
 ホルモンが登場してようやく重い腰を上げることができました。

 

 ホルモンのライブが始まります。
 1曲か2曲やったあと、MCが入りました。
 曰く「めちゃくちゃ暑い。殺人的な暑さ」だと。
 うんうん。ほんとそうだと思わず声に出して言いたくなります。
 その次の曲だったかな?自分のいたあたりで大きなモッシュができました。

 なんかね、ホルモンのファンの人たちは、ある演奏の部分で一斉にヘッドバンギングをするんですよ。
 そのヘドバンの仕方が、腰を落として(膝を曲げて、がに股になり)、上半身を前にかがめてヘドバンするんです。
 頭だけヘドバンするんじゃなく、上半身丸ごとバンギングするわけですね。周りが一斉に腰を折り曲げるもですから、視界が一気に広がりましたw 今調べてみると「折りたたみ」っていうらしいです。ヘドバンギャー!!!の歌詞にでてくるのはこれだったのか!

 で、周りが折りたたみをするんですけど、自分はやらないもんですから一人ポツーンになってw 居たたまれないんで、①の場所に移動しました。柵にはりついてる人の後ろについたんす。

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 ①で見てたら、次の大きなモッシュが始まったときに思い切り体当たりされましたよね。後ろからいきなりこられるのはなかなかに厳しい。あれは多分狙われてたと思います。ベビメタのシャツ着てボーっとつっ立んじゃねえよ!みたいな感じで。
 こりゃいかんと思い、モッシュの状態が視界に入る②へ移動しました。
 ボーっと見てたのにはわけがあって。ところどころ体は動くんです。お?これはノれるな、体が自然に動くぞっていうのはメタルっぽいリズムなんですよ自分。
 ところが、ホルモンの場合、体が動くリズムがすぐ終わっちゃうんです。曲の途中でリズムがかわるんですよ!
 これがミクスチャーってやつなのか・・・
 ホルモンのファンのかたも忙しいです。折りたたみやってたかと思うとタテノリにかわったり横揺れになったり棒立ちになったりw
 曲中にあれだけリズムがかわるとノリ方もかえないといけないのでそれについていくファンの人は偉いなあと思いましたよね。
 ミクスチャーっていうのはなかなかに難しいですなあ。
 ベビメタでいうといいね!がミクスチャーなんでしょうけど、ああいう曲をどんどん繰り出してくる感じでしたねホルモンは。

 でね、こちらはだんだん欲求不満がたまってくるわけですよ。メタルが流れて軽くヘドバン始めたと思ったら縦ノリになって動きを封じられて。
 たまにモッシュから吹っ飛んできた人が当たってくるのにも若干イラっとしてたので、逆にモッシュに飛び込もんでやろうかと思いましたよね。けど、若い人にはかないっこないんでやめときましたw
 そんな感じでいたらホルモンのライブが終わりました。

 

 移動が始まります。
 自分の置かれた状況を客観的にみて、2柵目を狙おうと思ったのですが、2柵目にはりついてた人はほとんど動かず。柵から3列目ぐらいにしか辿りつけません。
 一瞬躊躇しましたが、よし、前のブロックに行こうと瞬時に移動を開始しました。

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 案外すんなり③の場所まで移動できました。前から12列目ぐらいでしょうか。
 ふと周りを見ると前と隣りがベビメタシャツ。

 

 ここからが辛かったですよね。びっしり詰まったピットは、体は触れ合わないものの、座ることなどできない密集状態。そこで次のライブが始まるまで30分ぐらい立ち尽くし。
 サマソニ大阪のオーシャンステージはステージが真西に向いていて、ステージに向かって立って待つ我々に後ろから西日が降り注ぐのです。
 暑い・・・
 前に立つメイトさんが頭から被っているTHE ONE のフードタオルがこのときほど羨ましいと思ったことはなかったです。
 これは気を紛らわせるしかない。ということで、隣のメイトさんに話しかけましたw
 はあぁ。助かるぅ。メイトさんと談笑することにより息が吹き返ります。楽しく会話することでどうにか乗り切り、MAN WITH A MISSIONのライブが始まりました。

 

 マンウィズのライブが始まったとたん、ドドっと人が前に押し寄せる。圧縮を避けようと思った僕は一緒には前に詰めずに、その場に立ち尽くしてたら、自分の横を女の子の集団がわー♪ってすり抜けて前に空いたスペースを埋め尽くします。
 そうなんです。マンウィズのファンは女性がかなり多く、周りは女性だらけになりました。
 お♪これはいいかも。女の子たちが周りにいてくれたほうが圧縮もきつくないだろうしモッシュもしかけてこないだろうから楽かなあ。
 と、思ったのが甘かった・・・

 女性たちはピョンコピョンコと跳ね始めたんですよ!
 そうなんす。マンウィズの音楽は縦のりなんすよ~
 自分より頭一つ分背の低い女性が跳ねるもんだからおじさんは顔面にヘッドバッドをくらいそうになります。
 跳ねると右に左に前に後ろに動くんですね。自分も一緒に跳ねたらあまり気にならないのかもですが、そんな元気があろうはずもないおっさんは突っ立てるもんですから周りの女性がガシガシあたってきます。相手が男なら肘を張ったり肩を入れたりして防御体制もとれるのですが、なにせ女性だから迂闊なことはできない。おじさんは抵抗することが出来ずがしがし殴られるがままw
 でね、なぜか後ろ方向への圧縮、というか、後ろ方向への動きのほうが大きいんですよ。
 たぶん、一斉に前に詰める。かなりの密着状態からの出発点。そこからジャンプするなど激しく動き始める。前へは行くスペースがない。縦のりするスペースをつくるためには後ろに下がるしかない。
 って感じで、微動だにしないおっさんに対し、前の女性がどんどん後ろにさがってくるんですよ・・・
 まずい、これはまずいぞ・・・俺は一歩も動いてないんすよ!けどなぜか密着状態やん?違う!俺が前に詰めたんじゃない!俺が近寄っていったわけじゃないんだ!けどなぜか肌が触れあってるやん?女性が跳ねるとおっさんがすりすり!
 
 「ベビメタおじさんに痴漢された!」

 そんなツイートが出回ったらどうしよう。

 明日の朝刊に「ライブ会場で痴漢!」「サマソニ存続の危機!」そんな見出しが踊り、「近年、夏の風物詩ともなった野外ロックフェス。年々その規模は拡大し、○○総研の調べによると2016年には○○○万人もの動員を記録した。いまや完全に一般層に浸透したといえる夏フェスだが、トラブルも増加しているという。19日に大阪舞洲にて開催されたサマーソニック大阪では、痴漢行為を疑われるトラブルが続出。特にベビメタおじさんと呼ばれる中年男性が・・・」
 そんなフレーズが頭に浮かんだ。

 おじさんは恐れおののいて後ろに下がります。

 下がったら別の女性ファンがそのスペースを埋め、おじさんはさらにさがり、そしたらまたそのスペースを・・・
 の繰り返しでだいぶ後ろに下がっちゃいました。
 そんなことばかりに気を取られ、マンウィズの音楽はまったく耳に入ってこずw

 頼む!悪いけどマンウィズ早く終わってくれ~
 そんな不埒なことを思ってました。
  


 
 MAN WITH A MISSIONのライブが終わった・・・
 マンウィズファンの女性たちとの戦いが終わり(完敗)ほっとしたのもつかの間
 どこに居たんだろうというおっさん達の群れが一斉に前に移動し始めた。
 はっと我に返った私も前に踏み出した。
 横から後ろからすごい圧力がかかる。

 正直びっくりしましたよね。
 ホルモン開始前はすぅ~っと前に行けたし、マンウィズ開始前も体は触れない程度の動きで前に行けた。
 そんな感覚でいたらとんでもない!
 山手線のラッシュ時に勝るほどの圧縮状態での移動が始まりました。
 ほんと満員電車に押し合いへし合いしながら入っていくあの感覚なんですよ。まじでびっくりしました。

 おっさんたちは1人でも2人でも前に入ろう、一歩でも二歩でも前に進もうと、無言で肩や腰を入れてきます。
 私は怯みそうになりましたが、ここで負けてはいかん、と、ぐいっと前に踏み出しましたよね。

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 落ち着いた先は⑤のあたり。前から8列目ぐらい。真ん中の柵からは2人目でした。
 密集状態は満員電車並。体が密着し合ってるんです~

 まじかあ・・・
 この密着状態で30分も待つの?

 正直まいりました。すでに体はグロッキー状態。
 ただでさえ暑いのに前後左右のおっさんの体温がダイレクトに伝わってくるw
 ちょっと待ってよぉ。たしかに人のぬくもりって素敵ですよ?でも、でも、おっさんの肌のぬくもりは〜!
 そして臭い。いや、別に自分も人の体臭をどうのこうの言える立場ではないけど、これだけおっさんが密集してると、ねぇ。
 こんな地獄が続くのか・・・

 それでも圧力は一向に衰えない。群衆が圧力で前後左右に揺れ続ける。

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 このね、2柵目があるのがちょっと問題で、圧力は自分がいた左後ろから右斜め方向にかかり、最前柵の右端部分が地獄絵図と化しているのが目に見えてわかりました。
 もちろん自分がいた場所も左からすごい圧力がかかります。

 5分ぐらい圧縮が続きましたが、さすがに密着状態を30分も続ける無意味さの集団合意がとれたのでしょうか、圧力はようやく収まり、自分も前後左右の人と少しだけ間隔があいた状態になりました。

 よかった・・・
 しかし、自分の居場所が確定すると、自分がとんでもないところにいるのが判明。
 真ん中柵の外側(観客側)には厚さ2~3cmほどのゴムマットが敷いてあり、ちょっとした段差になってました。マットは人間1人分ほどの幅しかないため、通常は柵にとりついた人だけがそのマットの上に乗っている状態なのですが、左からの圧縮に押された自分は柵から2列目だったにも関わらずマットに右足が乗った状態になってましたw
 2、3cmほどの段差に片足がのってるだけって思うでしょ?
 それがとんでもない。両足に均等に体重がかからないんですよ。どちらかの足に体重をかけるしかない。左足に体重をかけてじっとしてるんだけど、疲れてきて右足に体重を置くと、片足立ち状態にw
 そんな状態で立ってるのは1分と続かず、また左足に体重を、で、また右足片足立ちに。そんなことを繰り返しているうちにもう頭はボーっとしてきましたよね。
 暑さ、疲れはピークに達していたと思いますが、身動き一つとれない状態っていうのは相当な精神的負担を強いられますよね。あらゆるストレスがかかり、脳が活動を止め始めてたと思います。思考能力がほぼゼロ。
 舞台上でベビメタスタッフが動いているのも視界には入ってくるけど脳が認知しない感じで、ボーっと眺めていました。サウナに入りすぎてのぼせた感じでしょうかね。

 

 ボーっとしているうちになんかスクリーンに映し出されてましたよね。
 サマソニ2012みたいな文字が見えます。
 ふーん、、、
 スクリーンがよく見えません。
 気づいたら紙芝居を見るのをやめていました。
 いや、目はスクリーンを追っていたと思いますが、脳がそれを認知しようとしようない・・・というか、目でみたことを認知させるためにはある程度の集中力がいるんでしょうね。ボーっとしているので内容が頭に入ってきません。

 

 ダカダカダン!ダカダカダン!
 BABYMETAL DEATH の イントロが始まります。
 あ、神バンドもうステージに居たんだ・・・全然気づいてなかったな。。。

 

 その刹那、すごい圧力がかかります。
 後方の人たちが一斉に前に押し寄せるのでしょうか。
 痛い。
 圧倒的な力に押され、もう詰められるスペースがないはずの前方に2人分動きました。柵にとりついている人はほとんど動かないので、自分がどれだけ動いたのかわかったんです。

 前の人が左を向いたような気がします。
 あぁ、BABYMETALの3人がでてきたなあ・・・
 なんの興奮もなく、暴力的な圧力に壊されそうになりながら、テレビをぼーっと見ているような感覚で3人の姿を眺めていました。
 さらに強い圧力がかかります。痛い。やめてくれ、、、

 BABYMETALのライブが始まりました。
 


 

 (続く)